刑事事件で検挙!~不起訴を獲得するために必要なことを認否別に解説

刑事事件で検挙された場合、多くの方が刑事処分や刑事裁判、刑罰(懲役刑、罰金刑など)を受けたくないと考えられるのではないでしょうか?

刑事処分や刑事裁判、刑罰を受けずに済むにはどうすればよいでしょうか?

結論から申し上げますと不起訴(処分)を獲得することです。

では不起訴を獲得するためにはどうすればよいでしょうか?

一つは、被害者と示談する こと(犯罪事実を認める場合)、もう一つは、弁護人から適切なアドバイスを受けること (犯罪事実を認めない場合)です。

以下では不起訴に加え、不起訴を獲得した場合のメリット、不起訴を獲得するために必要なことを認否別に解説します。

不起訴とは

不起訴とは検察官が下す終局処分の1つです。

終局処分は大きく、起訴、不起訴に区分されます。

検察官は警察や検察で収集した証拠を基に起訴か不起訴かの判断をします。

起訴と不起訴の違い

起訴とは罪を犯したと疑われている人を刑事裁判にかけること、不起訴とは刑事裁判にかけないことです。

不起訴となったからといって、疑いのある罪について許された、白だ(無罪だ、無実だ)ということのお墨付きが付いたわけではありません。

不起訴の種類~大きく2つ

不起訴には理由があります。

その理由は様々ありますが、一番お目にかかる理由としては「起訴猶予」と「嫌疑不十分」ではないでしょうか?

起訴猶予は犯罪事実が明白な場合に様々な事情、情状に鑑みて不起訴とする際の理由、嫌疑不十分は、犯罪事実が黒か白かを認定すべき証拠が不十分で不起訴とする際の理由です。

不起訴を獲得した場合のメリット

では、不起訴を獲得した場合、どんなメリットがあるのでしょうか?

刑事裁判を受けない、刑罰を受けない、前科が付かない

不起訴を獲得するということはイコール起訴されないということで、起訴されないということは刑事裁判を受けずに済むということになります。

また、刑事裁判を受けなければ刑罰を科されることはありません。

刑罰を科されることがないということは前科も付きません(ただし、前歴は残ります)。

刑事手続きから解放される

身柄を拘束されている場合(勾留中の場合)は刑事施設からの解放(釈放)を期待できます。

また、刑事裁判を受けるとなれば起訴から判決まで、即決裁判ではやくて約1週間、通常の裁判ならはやくて約1か月はかかります。

刑事裁判に応じる面倒や判決に対する不安などから解放されます。

社会的不利益を受けなくて済む

会社によっては就業規則で「刑事裁判で有罪判決を受けること」を解雇事由としているところもあります。

不起訴を獲得できれば解雇されずに済みます。

また、医師や看護師をはじめとして「罰金以上の刑に処せられたこと」を欠格事由とする職業があります。

不起訴を獲得できれば欠格事由に該当することなくそうした職に就くことができます。

不起訴を獲得するために必要なこと

では、不起訴を獲得するためにはどんなことが必要でしょうか?

犯罪事実を認める場合~被害者と示談する

犯罪事実を認める場合は起訴猶予による不起訴獲得を目指します。

そして、起訴猶予の獲得を目指す場合は、早期に被害者と示談する必要があります。

なぜ、示談が不起訴獲得に向けて必要かといえば、検察官は終局処分を決めるにあたって、示談が成立したことや示談後の被害者の気持ちなどを勘案するからです。

仮に、被害者が「加害者を起訴しないで欲しい」「許して欲しい」と言われているのであれば起訴猶予による不起訴を獲得できる可能性は飛躍的に高まります。

犯罪事実を認めない場合~弁護人から適切なアドバイスを受ける

事実を認めない場合は嫌疑不十分による不起訴獲得を目指します。

そして、嫌疑不十分の獲得を目指す場合は、とにかく否認の姿勢を貫くことが必要です。

取調べでは厳しい追及を受けることが予想されます。

しかし、ここで屈してしまって自ら事実でないことを事実であると話して、その内容を記載した調書が作成されてしまいます。

その調書に署名・押印したあとでこれを撤回するには大変な労力と時間を要するうえ、多くのケースでは調書をもとに有罪判決を受けることになります。

このように、冤罪に陥るリスクが高まあります。

取調べの対応などに困った場合は、弁護人から適切なアドバイスを受けましょう。

弁護人は取調べに関して助言し、あるいは、聴取した取調べ状況を踏まえて必要によっては捜査官に異議を申し立てます。

まとめ

以上をまとめると、

  • 不起訴には起訴猶予を理由とする場合と嫌疑不十分を理由とする場合があること
  • 起訴猶予による不起訴獲得を目指す場合は被害者と示談する必要があること
  • 嫌疑不十分による不起訴獲得を目指す場合は否認を貫き、取調べなどに関して弁護人から適切なアドバイスを受けること
  • 不起訴獲得には様々なメリットがあること

ということになります。

刑事事件で検挙された、逮捕されたからといって人生を諦めてはいけません。

不起訴獲得により元通りの人生が待っているかもしれません。

不起訴獲得には弁護人の力が必要ですからはやめはやめに相談しましょう。

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